01JA信州諏訪
行田幸保 さん
長野県はセルリー生産量全国1位。
涼しい気候と水分を好む野菜ですので、信州の気候風土は最適な栽培環境です。みずみずしく
シャキッとしたセルリーが育ちます。
信州諏訪のセルリー農家、
行田さんにお話を伺ってきました。
セロリじゃなくて、セルリー??
一般的には「セロリ」「セロリー」などと言われていますが、英語で書くと「celery」。これをフランスなまりで読むと「セルリー」となるんです。洋食が普及しはじめた明治になってから、まずは長野県松本市で商用の生産がはじまり、長野県の生産現場では古くからこれを「セルリー」と呼ぶ慣習があります
農業を始めてどのくらい経つのですか?
今年(2019年)で22年になります。ずっとセルリーを作っています。今は妻と息子、他スタッフ4名の計6名で、苗の植え付け・収穫・集荷をしています。
スタッフさんの就業ペースはどのくらいですか?
原則は土曜日休み、8時~17時(10時・15時に休憩)で働いてもらっています。春・秋はハウス、夏は露地(外)での作業となります。気温が高くなるとハウスも露地も暑いため、小まめに休憩を取りながら働いてもらうよう、気を付けています。スタッフ4名のうち、2名は外国の方に作業をお願いしています。
これから働く方へ:どんな方が農業に向いていると思いますか?
やる気を持ち、コツコツとした作業が苦手ではなければ、どんな方でも大丈夫です。私の農地では正社員・パート/アルバイトの方どちらも働いています。正社員の方は、自分の農地を持って独立した方もいます。これから独立を検討している人は、まずは地元の農家の元で働くのも1つの手段ですね。パート/アルバイトの方は、お子さんが少し落ち着いた40~50代の方が多いかと思います。商品として出荷できない農作物があった場合はお土産としてお渡ししているため、主婦の方には喜ばれています(笑)。
JA信州諏訪スタッフより:長野県のセルリーについて
長野県では農作物のうち、セルリーが6割程度を占めているほど、全国1位の生産量を誇っています。長野県を代表する農作物なので、地元に根付いた仕事であることは間違いありません。長野県の名産であるセルリー農家さんを支えてくれる、皆さんのご応募をお待ちしています!